大分県の酪農について県内外のたくさんの方々に知ってもらうためのコーナー

「大分の酪農家を紹介します！！」

６次産業編第１回に引き続き、県内で６次産業を行っている組合員の方をご紹介します。

今回は、日田市の㈲アイ・アイ・ディ牧場さんです。

 

㈲アイ・アイ・ディ牧場を経営されている、山下さんご夫婦にお話を伺いました。

㈲アイ・アイ・ディ牧場では、牧場でブラウンスイス種から搾った牛乳を使用してアイスクリームを作って販売しています。

 

（左）ミルク味　　　（右）バニラ味

 

 

 

≪６次産業をはじめたきっかけ≫

ホルスタイン種やジャージー種の牛乳で作られたアイスクリームはあっても、ブラウンスイス種の牛乳を使用したアイスクリームは珍しかったことから、ブラウンスイス種の牛乳を使ってアイスクリームを作ろう！と考えたことに由来するそうです。

ブラウンスイス種

㈲アイ・アイ・ディ牧場では、ブラウンスイス種を４１頭飼養しているそうです。（取材時）

 

≪アイスクリームについて≫

ブラウンスイス種だけバケットに別搾りし、アイスクリームの製造会社へ牛乳を持って行き、作ってもらっています。

パッケージはプランナーさんに考えてもらい、高級感を意識したそうです。

ミルク味とバニラ味の２種類があり、試食させていただいた感想は、

ミルク味は、さっぱりしていてとても食べやすく、甘いものが苦手な方にもオススメです！

バニラ味は、ちょうどいい甘さでコクがあり、滑らかな舌触りでした！

百貨店のトキハさんや、ふるさと納税の返礼品などで購入することができます。

 

≪６次産業をはじめて良かったこと・魅力≫

なによりも、人との繋がりが増えて楽しいそうです。違う地域の方々とも出会い、人との繋がりを実感することが６次産業のやりがいにも繋がっているようで、

「大変、大変、と言いつつも楽しんでやってるよ、おもしろいよ」とおっしゃっていました。

「搾って、作って、出して、繋がれる。酪農は楽しい！」という奥様の言葉が印象的でした。

 

≪６次産業を始めようと思ってる方へ向けて≫

奥様「贈答用・お中元・お歳暮などなど・・・忙しいけれど楽しい！良いことだと思います！」

 

≪消費者に向けてひとこと≫

ご夫婦「アイスクリームのキャッチコピーが「特別な日に食べたいリッチなアイス」ですので、特別な日に特別な人と食べてもらいたいですね！！」

 

≪県酪担当者より≫

大分県の酪農について県内外のたくさんの方々に知ってもらうためのコーナー「大分の酪農家を紹介します！！６次産業編」の第２回目でした。

今回は、日田市の㈲アイ・アイ・ディ牧場　山下さんご夫婦に取材をさせていただきましたが、なによりも６次産業に対して楽しんで取り組んでいることが伝わりました。

人との繋がりを持てることへの喜びや楽しさを明るい笑顔で語っていただき、私たち職員も今後より一層、人との繋がりを大切にしていきたいと実感しました。

酪農情勢の不安が取り巻く中、快く取材を受け入れていただきました㈲アイ・アイ・ディ牧場の皆様の益々のご発展とご活躍を県酪職員一同、心よりお祈りしております。

 

※酪農家の牧場は各牧場の私有地となっております。各牧場へ御用の際は当組合へ問い合わせのうえ、無断での立ち入りはご遠慮ください。

思わぬ事故の防止や安心安全な生乳の出荷の為にも、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。